話し合いの見える化 新技術の実証実験に成功!

当社がハイラブル株式会社と共同研究を進めている“話し合いの見える化”新技術の実証実験を、茨城県内の中高生が参加するワークショップ(茨城県教育委員会主催:IBARAKIドリーム・パス事業、企画運営:株式会社リバネス)にて実施しました!

話し合いの見える化とは、グループワークにおいて「誰が、どれだけの量を話したか」をテキストやグラフ等で定量化する技術です。フォーカスシステムズは、ハイラブル社のもつコア技術「Hyrable」に「リアルタイム化」、「字幕表示」、「アラート機能」といった新技術を加えることで、講師が参加者に寄り添うことができ、利用者の満足度や研修品質の向上につながるシステムの開発を目指しています。
※詳細は2020年10月23日の当社リリースをご覧ください。

今回の実証実験はその第一歩です。
ワークショップでは、全16チーム51人のディスカッションを同時にリアルタイムに可視化することに成功しました。チームごとに生徒のディスカッションや地元の大学生・大学院生からなるコーチとの関わり方は大きく異なっており、見学に来られた高校の先生方は興味を持って可視化のデータと実際の話し合いの様子を見比べていらっしゃいました。

コロナウイルスの長期化により、テレワークやオンライン会議が当たり前の生活となりました。企業だけでなく教育や研修分野においても、オンラインでグループワークを行う機会は増えていくかと思います。
この新技術によって、オンラインでの教育・研修の質を下げないことだけでなく、IT技術を用いたからこそ得られる新たな発見を教育・研修分野に提供できるように、今後も本実証実験で得られたデータやフィードバックを活用しながら、共同研究を進めていきます。