農場スタッフの紹介 S.Sさん

今回は農場スタッフ「S.S」さんをご紹介します。

S.Sさんはお喋りが好きで、家族思いの女性スタッフです。休憩時間には、家族で出かけた話や姉妹で遊びに行った話を楽しそうに話します。
農場では何事にも真面目で一生懸命、そして細かいところまで目が届くタイプなので、収穫した野菜の検品・包装の作業を担当しています。

ビニールハウス前室(検品)

収穫した野菜を包装する前に、傷んだ葉や規格外に小さな葉などを取り除く作業をしています。

知的障がい者にとって個体差のある野菜の検品は少し難しく、S.Sさんも最初は規格範囲内の大きさの野菜や出荷に問題無いとされる野菜を廃棄してしまっていましたが、見本を見せながら何度も経験を重ねていくうちに「出荷」と「廃棄」の判断が出来るようになってきました。

 

ビニールハウス前室(包装)

検査・計量した野菜を包装機にかけて包装しています。

S.Sさんの場合、真面目さ故にきちんと作業やっていない人を見かけると、とっさに強い口調で注意してしまう事があります。
間違った事は言っていないのですが、言い方によってはトラブルになってしまうこともあるので、S.Sさんから本人には直接注意せず、管理者に報告するというルールを設けて対応しています。

障がい者スタッフのチーム制を導入するにあたって、前回ご紹介したF.Kさんと同様S.Sさんもリーダー候補の一人です。
取り組むべき課題はありますが、経験を積むごとに少しずつですが成長が見られるので今後も期待しています!