農場特集!第2ビニールハウス完成&広報紙Vol.7

当社では障がい者雇用枠創出のため、千葉県内にある自社ビニールハウスで水耕栽培を行っています。先日、第2ハウスが完成しました。

第2ハウスでは、第1ハウスでの経験が活かされています。その内の1つを挙げると、液肥の熱交換器です。ハウス内はどうしても室温が高くなってしまうので、栽培に使用する液肥が高温になるのを防いで、適切な温度に維持する必要があります。

以下の写真の左が第1ハウス、右が第2ハウスの熱交換器を内蔵している液肥タンクです。第2ハウスの方は白防草シートを施し、見た目にもスッキリしました。
<第1ハウス>                  <第2ハウス>
     

当社では障がい者の雇用として、ただ農場運営を行っているのではなく、どうしたらより効率的に作物を収穫できるのかを日々試行錯誤をしながら、真剣に農業に取り組んでいます。もちろん障がい者の社員が働きやすい環境を整えるという点も、忘れてはいません。

障がい者雇用に対する取り組みと農場運営については、広報紙「TECH with HEART」を発行してお伝えしています。そしてこの度Vol.7が完成しました!

今回は「情報通信技術(ICT)の活用」を主に取り上げています。
当社はIT企業です。本業であるITを活用することで、障がい者雇用を持続可能な取組みにするための具体的な方法を、自ら試行錯誤しています。
農業を行っている者目線で課題を見つけ、IT企業としての技術力でITを活用した解決策、さらには改善までのプロセスを一貫して、かつスピーディーに行うことが出来ます。将来的には農場の運営を通して得たノウハウを、全国の農家の方に活用してもらえる日が来るかもしれません。

 

農業におけるICTの利活用は「スマート農業」とも言われ、農業の人手不足や技術継承の問題を解決する策として注目されています。当社でも障がい者の持続的な雇用を守っていくためには、ICTの活用が必要だと認識しています。
今後とも当社の障がい者雇用に対する取り組みと、農場運営にも注目して頂けたら嬉しいです。

その他にもブログではお伝えしきれない農場での試行錯誤、創意工夫の様子を細かく広報紙に掲載していますのでぜひご覧ください。

過去の広報紙はこちら↓
Vol.1 障害者が活躍できる舞台をさらに大きく
Vol.2 役員の農場視察
Vol.3 障害者の「働く」を当たり前に
Vol.4 継続的就労のカギ
Vol.5 他社の障害者雇用の取り組みに見る当社の状況
Vol.6 自社ハウス設立~障害者が長く働ける環境作り~