みなさんは、スマートフォンをどのようなことに使っていますか?検索、SNS、サイト閲覧、買い物、ゲーム、ナビ…今やスマートフォン1つで何でも出来てしまう時代です。
そうなると当然、以下のような所有者の日常や指向がわかるデータがスマートフォンにぎっしりと詰まっているのです。
・閲覧したサイト
・E-mailやメッセージ(SMS/MMS)、
LINEなどコミュニケーションツールのやりとり
・通話履歴
・画像や動画
・SNSのデータ
・位置情報
・アプリケーションの使用履歴 など
(※端末の機種や設定により蓄積されるデータは異なります。)
スマートフォンの保有率の増加に比例して、事件や犯罪が起きたり、企業で不正行為が行われた際、それを調査する人がスマートフォンを解析するケースが増えてきました。なぜなら、事実を知るための貴重な履歴やデータが残っている可能性が高いからです。
昨年、女性芸能人のSNSアカウントに不正アクセスして逮捕された犯人がいました。押収された犯人のスマートフォンの中には、100件以上の有名人の電話番号やメールアドレスが登録されていたそうです。
また、別の犯罪捜査で押収された容疑者のスマートフォンに保存されていた写真を鑑識が解析したところ、写真を撮影した容疑者の姿が被害者の瞳に映っており、それが重要な証拠となった事件がありました。
フォーカスシステムズでは、タブレットを含むモバイル端末を調査・解析する製品を取り扱っており、多くの捜査機関様や民間企業様にご提供しています。製品販売だけでなく、調査サービスも行っており、コンピュータフォレンジック(*1)ビジネスを通して安全健全な社会創りに貢献しています。
先日、当社「サイバーフォレンジックセンター」のサイトにて、スマートフォンの解析記事を掲載しました!新人フォレンジック調査士が様々な壁に当たりながら、スマートフォン調査を経験して行く様子を定期的に公開していきます。
ご興味のある方は是非ともご覧下さい!
https://cyberforensic.focus-s.com/knowledge/articles_detail/38/
(*1)コンピュータフォレンジック
PCやモバイル端末など、電子機器の証拠保全、調査分析を行う一連の科学的調査手法・技術。デジタル鑑識とも言われる。