コロナ禍での入社…新卒1年目が得た成果とは?

2021年3月、毎年恒例の新入社員成果発表会がオンラインで開催されました。
この成果発表会は公共金融事業本部が独自に行うもので、新人が自分でテーマを設定し、業務だけでなくプライベートも含めて1年間で得た成果や成長を発表し、次年度以降のさらなる成長につなげていくこと、プレゼンテーション能力を向上させることを目的に行われています。
今回は、公共金融事業本部に配属された23名が発表を行いました。

ここで、その発表の中から優勝した新入社員の発表の概要をご紹介します。

優勝者テーマ 問題解決能力の高い人になりたい!

・このテーマを選んだ理由
・問題解決能力とは~問題解決能力をもつ人の特徴~
・論理的思考力を高めるために
・成果
・今後の課題・目標

目標の明確化、定義付けなどの前提をしっかり作った上で、課題解決能力の中から論理的思考にポイントを絞り、目標と自身の現状のギャップを埋めるためには何をすればよいのかがしっかり分析されたプレゼンテーションでした!後日、優勝した新人と担当OJTからコメントをもらいました。

■優勝者
このようないい評価をいただけたことで、この1年間の成果が良い結果として現れたこと、大変嬉しく思います。
この1年間の業務を通してもそうですが、この新人成果発表に向けての準備においても
OJT指導者の方だけでなくトレーナーの方々や同じ担当部署の先輩社員の方々に沢山サポートいただけたことで、このようないい評価をいただけたのではないかと感じております。
この経験を糧に次年度も気を引き締めて、さらに成長していけるよう努めます。

■OJT指導者
試行錯誤しながら、何度も発表の練習をした成果が優勝という形につながり嬉しいです。
また、この結果は発表の練習に参加してコメントをくれたチームのメンバーによる貢献も大きいと思いますので、協力してくれたメンバーにも感謝しています。
おめでとうございます!

<テレワークでのコミュニケーション>
今年度はコロナ禍での入社となり、1年間の多くをテレワーク・在宅勤務で過ごした新入社員が多数いました。業務について分からないことが多い時期にテレワークが重なり、コミュニケーションについて不安を感じる社員も多くいたようです。
しかし、その状況においても、コミュニケーションを積極的にとる、業務状況を逐一報告するなど、発表の中から新入社員自ら工夫する姿がみえました。

成果発表会を終え、本部長からもコメントがありました。
「年々、資料やプレゼンテーションのレベルが上がってきている。また、コロナ禍で社内の人とのコミュニケーションがしにくい状況を心配していたが、それぞれが工夫し、問題に取り組んでくれたのが良かった。
来年度、また新人が入社してきて同じようにコミュニケーションに不安に思う新人が多くいると思うので、先輩となるみなさんも支えてほしい。」

本部長が述べた「年々、発表のレベルがあがってきている」というのは、この成果発表会のノウハウが受け継がれているからです。
新人成果発表会として新人個人の力をみる場でもありますが、それ以上に、OJT指導者からの指導や歴代の先輩たちのノウハウの伝授、各部でのアドバイスやサポートなど、今後の仕事で大事になるチーム力を発揮する場でもあるのではないでしょうか。
テレワークでコミュニケーションが難しいなかでも、部内の関係がしっかり構築されていると感じました。

この成果発表会は今後も開催されます。今年度の新人が先輩やOJT指導者となり、この経験が活かされ、ここで得たノウハウやコミュニケーションが変わらず引き継がれていってほしいですね。

後日、表彰式が行われ、優勝者にはトロフィーと賞状、賞金が授与されました。そのほか入賞した数名にも賞金やノベルティグッズが贈られました。
(ささやかながら、IR・広報室からはノベルティを提供させてもらいました!)

優勝、おめでとうございます!