障がい者業務の紹介(本社勤務2名)

これまで、障がい者広報ブログでは、当社の農場で活躍するスタッフや取り組みについてご紹介してきましたが、当社には本社業務でも2名のスタッフが活躍しています。
今後、事務系業務の記事を発信していくにあたり、2名のスタッフを簡単にご紹介します。

男性社員(S.Hさん)

S.Hさんは障害の都合上、週3日勤務で働いています。
いままでは主に事務作業(障がい者に関する各種手続きなど)を行ってきましたが、事務作業だけではS.Hさんが持つポテンシャルを活かしきれていないと考え、本人とも相談のうえ事務作業を効率化するためのツール開発を行ってもらうことにしました。

S.Hさん自身、システム開発(プログラミング)の経験はありませんでしたが、インターネットや書籍で調べたり、システム開発の経験者に相談したりと意欲的に取り組んでいます!

 

最初はVBAでのマクロ開発から始まり、いまはPythonを使って開発をしており、常に新しいことにチャレンジして日々スキルアップを図ると共に、担当業務の幅を広げられるよう努めています。

 

 

  • VBA
    Visual Basic for Applicationsの略
    Microsoft Officeに含まれる機能で簡易なプログラムの作成・実行ができる。
  • Python
    インタープリタ型の高水準汎用プログラミング言語
    人工知能(機械学習や深層学習)などの開発にも使われている。

開発に当たって運用面も踏まえて「こうしてはどうか」など仕様についても提案するなど経験を積むごとに頼もしさが増しています。

女性社員(S.Uさん)

S.Uさんは入社2年目で事務作業や軽作業を行っており、管理者が業務への適正を見極めながら職域拡大を検討しています。

担当業務の1つとして名刺とIDカードの作成を行っていますが、今では殆どをS.Uさんひとりで実施できるようになりました。
またS.Uさんはイラストを描くことが得意ということで、イラストの作成を依頼してみました。
※ 作成したイラストはこちら(農場スタッフF.Kさんの似顔絵イラスト)

 

Adobe Illustratorでイラストを作成しています。
イラスト作成のスキルアップを図り
今後、色々なシーンへの展開を期待しています。

 

  • Adobe Illustrator
    イラスト作成、ロゴタイプ、広告などをデザインする描画ツールソフト
    印刷物などのイラスト作成ソフトのデファクトスタンダードとなっている。

S.Uさんは上記以外にも、20種類以上にも及ぶ様々な業務を実施していていますが、持ち前の責任感の強さとガッツで日々頑張っています。

2名ともいろいろな経験を積んで新たな業務にチャレンジしてもらいたいと考えていますので、これからも彼らの活躍に期待しています!

また別の機会に2名の業務内容などを改めて紹介したいと思います。