新人研修最終日を翌日に控えた5月30日、「システム開発演習プレゼンテーション」が行われました。
この研修では、AチームからGチームの12チームに分かれ、お客様に図書システムのご提案をするという設定で、コンセプト決定から開発、プレゼンテーションまでを行います。
研修の名称は「システム開発演習プレゼンテーション」ですが、技術的な成果だけが試されるわけではありません。課題発見力、企画力、論理的思考力、プレゼン力・・・いわば2ヵ月間の研修の集大成を発表するものです。
そして最後には、他チームが記入した評価シートを基に順位が付けられます。
人事部の部長と課長の目が光る中、皆緊張した面持ちでプレゼンテーションに挑んでいました。
デモンストレーション中にエラーが出てしまったり、思う通りに表示されなかったりとトラブルに見舞われたチームもありましたが、バタバタしている間に他の誰かが場を繋いだり、フォローしたりと、自然とチームにおける各人の役割や位置づけが見えた気がしました。
そして質疑応答の時間。
他のチームからも色々と質問が出ていましたが、開発現場を長く経験した人事部長の鋭い指摘や質問にも、フォローし合いながら一生懸命答えていました。
システム開発は、個人の技術力だけではなく、チームワーク力が求められます。チームみんなで分担・協力して良いものを作らなくてはいけません。現場に配属される前に非常に良い経験が出来たのではないでしょうか。
そして最後には、人事部課長より順位と総評が伝えられました。
課長からは、ビジネスの視点を持ったプレゼンテーションの必要性や、プレゼンテーション時の注意点、今後に向けての激励が送られました
彼らがいずれ開発に携わるシステムを皆さんがどこかでご利用になるかもしれません。6月1日の配属以降の成長と活躍がとても楽しみです。
【1位を獲得したGチーム】
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