今回は、当社が株式会社ファーマーズマーケットの農場の一区画をお借りして始めた新しい取り組みである「株式会社ファーマーズマーケット下田農場」についてお知らせいたします。
株式会社ファーマーズマーケット下田農場では、当社が「障がい者が社会の一員として事業に従事することで自立を支援する」ことを目的に、千葉県千葉市にある株式会社ファーマーズマーケット下田農場のフィールドの一区画をお借りしてスタートした、新しい取り組みです。
当社では、以前から障がい者雇用・支援を行ってまいりましたが、障がい者にとって働きやすく、社会で活躍できる職場環境づくりを目指し、新たな職域の開拓を考えてまいりました。
そこで注目したのが農業です。農業は落ち着いた職場環境で定植~出荷までの作業に当たり、農作物を育てる楽しさに触れながら、社会人として自立することもできます。現在農場では、管理者1名と知的障がい者6名の総勢7名が(4月より新入社員2名が追加)月間の生産量目標を決め、高品質な野菜を栽培することを目指し、農作物を栽培しています。
株式会社ファーマーズマーケット下田農場では、大きなハウスの中でスイスチャード(ほうれん草の仲間)を栽培、収穫、出荷(販売)しています。
取材に伺った日は、ちょうど収穫の真っ最中。取材日までの数日は暖かい気候が続いていたため、スイスチャードの生育が良く収穫作業は急ピッチで進められていました!(大きくなりすぎると規格外になってしまいます)
作業が忙しい中でも丁寧に収穫されたスイスチャードはきれいに並べられ、出荷を待ちます。
(こちらが出荷直前のスイスチャード。)
赤や黄色、オレンジ、白などとても鮮やかで美味しそうですね。中でもお客さんからの一番人気は黄色のスイスチャードだそうです。実際に取材陣もスイスチャードを頂きました。とても甘みがあり美味しかったです。
いつか皆様の食卓にも、当社の社員が育てた新鮮な野菜が届く日がやって参ります。
この取り組みについて、フィールドを提供してくださっている株式会社ファーマーズマーケットの担当者は「個性を持った方々が、立派な成果を上げている。難しいことではあるが、皆が頑張ってそれを成し遂げてくれている」と仰っていました。
農作物を栽培するだけではなく、目標に向けて日々努力し、この農場を事業としても成り立つように持っていくことが、障がい者の働き甲斐やステップアップ、そして社会での活躍につながっていくものと考えます。
株式会社フォーカスシステムズは、障がい者がより活躍できる未来のための支援を継続させていきます。
今後も当ブログで農場の情報を提供させて頂きますので、宜しくお願い致します。