女性社員特集(第一回)

フォーカスシステムズの女性社員に対する取り組み

※本記事は、2016年4月8日にFacebook公式アカウントで、ご紹介した記事です。『フォーカスNAVI』開設に伴い、こちらにも掲載させて頂きますので、ご覧になられた方も、まだご覧になっていない方も是非ご覧下さい。

 

平成28年4月より女性活躍推進法が施行されることに伴い、フォーカスシステムズで活躍する女性社員を特集します。
一回目は、弊社の女性の活躍推進に向けた行動計画や、ここ10年の女性社員に関わる変化、女性社員に関わる制度について、人事部の安藤課長にインタビューを行います。

Q1)ここ10年で、当社の女性社員を取り巻く状況はどのように変化しましたか?
安藤課長)
女性社員に関わる状況として、10年前と今とで3つの点で変化が見られます。
まず、新卒女子学生の採用比率が、10%から30%に増加しています。
2点目は、女性管理職が誕生したことです。地道ではありますが増加傾向にあります。
3点目は、産休育休制度の取得率が倍増しました。純粋に女性社員数が増えたことに加え、産休育休制度、時短勤務制度等を取得しやすい環境が整備され、女性社員の離職率が下がったことが要因となっています。
付け加えるならば、男性社員の育児休業取得者が出たことも、10年前と比較し大きく変化した点です。

Q2)フォーカスシステムズにおいて女性社員が活躍することでのメリットは何ですか?
安藤課長)
当社の抱えるプロジェクトは、大規模プロジェクトが多く、チームプレーが重要となります。チームの中で女性ならではのきめ細やかな気遣いが、チームの潤滑油となり、結果として、団結力の向上、ひいては品質の向上につながっていると考えます。

Q3)女性活躍推進に向けたフォーカスシステムズの行動計画について教えて下さい。
安藤課長)
女性社員の人数を相対的に増やすことが、当社において女性の活性化につながると考えます。ここ数年、女性社員が増えたことにより、女性管理職も増え、産休育休制度の取得率が向上しています。
そこで、女子学生向けの説明会の実施、当社で活躍している女性社員の情報発信を行動計画として策定しました。

Q4)行動計画を進めていく上での課題は何ですか?
安藤課長)
やはり、IT業界に対して難しそう、厳しそうとマイナスなイメージを持っている学生が多いことが課題です。その課題に対しては、女子学生向けの説明会を開催し、当社の女性社員から、リアルな体験談を話させてもらうことでマイナスなイメージを払しょくしていこうと考えています。

Q5)入社前としての課題としては、IT業界のイメージはあると思いますが、子育て中に短時間勤務で働くことにより、責任のある仕事が任せられないのではといった一般的な不安に対しては、どのように取り組んでいますか?
安藤課長)
ワークライフバランス向上の取り組みを全社的に進めることで、短時間勤務の社員に対する現場の理解は深まっています。
現在は業務も多様化している為、時間的制約の少ない業務にアサインすることが可能になっています。とはいえ、周囲からのフォローは不可欠です。短時間勤務の社員にヒアリングをすると、上司やプロジェクトメンバへの感謝の意見が多いです。そういった相互に思いやりのある風土があることも含め情報公開していきたいですね。

Q6)最後に、今後、女性社員に対する新たな取り組みがあれば教えて下さい。
安藤課長)
既に開始しましたが、最近始めた制度として、ジョブリターン制度があります。
これは、妊娠や育児により退職された場合、育児が落ち着いたタイミングで復職ができる制度です。この制度により、退職前までに培われた業務知識や技術スキルを再度、同じ職場で活かすことが可能になります。

一回目の今回は、人事部の安藤課長に女性社員に関わる変化や制度、女性活躍推進法に向けた当社の行動計画を聞かせて頂きました。二回目以降は、当社の現場で活躍する女性社員のインタビューを定期的に掲載していきます。

 

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